infinity


 

 

comment

主宰:渡守希による、Curriculum Vitae*への考え・想いやCurriculum Vitae*の公演・展覧会をご覧になった著名人のコメントです。

 

tomori

 

私は作品をつくるにあたり、日本の伝統芸能に着眼していますが、特に”神楽”を取り上げています。日本に残る昔ながらの「神楽」の継承はもちろん重要であり、自身もまた演ずることもありますが、多くの場合において「古い神楽」「昔の神楽」とされるものは現代に生きる私達にダイレクトに結びつかないことがあります。
そこで、その『再生』として、私は「創作神楽」をつくっています。

神楽というと、本来宗教的儀礼のひとつですから、通常は、神社で神のために舞われます。「神楽」は、神話を用いた物語性やいくつかの"型"といった決まりごとをもちます。しかしながらどのような神楽においても最も重要なのは『即興的な時間』です。この『即興的な時間』に、"わたしたちの世界"と"神の世界"が繋がり、互いに通じ合う瞬間が訪れるのです。
その刹那にひとは非日常的な異なる次元に目覚めるのかもしれません。
故に、神楽は古くからつづくスピリチュアルかつ実践的なパフォーマンスだといえます。

これは、いわゆる”宗教”ではなく、
本当の意味で”アート”なのではないでしょうか。

”アート”だからこそ、ひとびとは、思想を強制されること無く自由に感じることができるのです。

皆さんが「創作神楽」をご覧になったとき、その経験が、自分の生きる世界や人生をもっと自由に捉え、感じるきっかけになることを願っています。

I'm Nozomi TOMORI, a Japanese performing artist.

I think a great deal of the Japanese traditional culture especially "KAGURA" in my performance.

Of course we are able to perform classic one, but I would like to create "original KAGURA".
Basically, it's the same.
I think old KAGURA doesn't work well perfectly in the modern age any more.
So, I've started to give a rebirth to "our original one".

"KAGURA"is the religious ceremony in Japan.
In usual it is performed in the Shrine for GOD.
"KAGURA" has the lessons from Japanese myth and everlasting choreography.
BUT the most important thing is the time for improvised performance.
In this time, "our world" can contact "God world" and we can feel each other.
"KAGURA" is the prehistoric, spiritual&practical performance.
It may awake people to a different or higher dimension.

It is NOT the so-called "religion".
It's ART.

Art is something you can feel freely.

After looking at my "original KAGURA ", it gives you an opportunity to feel your life more and more artistic.
Enjoy our "KAGURA".

Thank you.

yanobe

 

Curriculum Vitae…他のものよりものすごく可能性を感じた。あたらしいものをつくってくれる可能性が無限にあると思って。ものをつくる時に、いいクリエイターの条件は2つあって、いままで誰もやったことがないことをやる人、その人だけしかできないことをやる人、それを兼ね備えていると、いい作家になる。神楽をモチーフに、小さい頃から日本舞踊をやっていたと言う、その体験、経験から、あたらしいものを作ろうという可能性を感じる。この企画の条件をみたすような創作者になるのではないかと。


(2008年1月14.15日 CONNECT 精華小劇場公演)プレス用コメント

YANOBE KENJI ART WORKS http://www.yanobe.com/

senjyu

 

senjyu

 

彼女の舞は、場の持っている本当の意味を浮き彫りにしてくれる——例えば、今このアトリエに日が差し込んでいることも、その前を(舞いながら)歩くだけで意味がわかってくる。"この世の中の光が差している意味゛"壁が白い意味゛"床がベージュである意味゛というものが、彼女が踊ること、舞を舞うことによって、気付かないその正体を教えてくれたようなところがあって、大変におもしろかった。(中略)「自分のアトリエ」だと思っていたこの場所が、実は自分のものなどではなく、非常に神聖な場所なのだということに気付かされる。実に"神聖な空間"で僕はなにかたまたま絵を描かせていただいていたんだということに気がつく—そうして場の意味を教えられ、ここではないどこかを作り出してくれた舞であったと思う。非常によかった。

 

(2008.3.10 ラ・プリマヴェーラ賞受賞記念プレゼンテーション@千住博NYアトリエ/日本画家:千住博氏講評より抜粋)